【第15回:スムーズな退職のために➂】失敗しない退職の伝え方
退職においての失敗といえばどのようなことでしょう?辞めたいのに引き止められることでしょうか。それとも雇用主や同僚に辞めることで迷惑をかけてしまうことでしょうか。
退職とはどのような理由であれ、会社側に迷惑をかけてしまいます。しかし、自分のスキルアップの為や給与の為に転職という選択は悪いことではありません。ですから少しでも迷惑をかけず、上手に退職することが出来ればそれが一番なのです。その為には退職を決めたのであれば、はっきりと伝えることをお勧めします。優柔不断で「辞めようかどうしようか迷っています」と伝えても雇用主としては、いい気はしません。それならば、はっきりと退職の気持ちを伝えることが双方にとって良いことだと思います。一人退職すると一人雇う必要が雇用側には生じるので決断は早い方が良いのです。早く気持ちを伝えることが失敗しない退職の伝え方の一番のポイントだと思います。
お互いが少しでも清々しい気持ちで次を頑張っていけるような退職の手順こそが最良だと思います。退職をすることが最後ではなく、退職をし・新たな職場で成功していく事が一番の目的ですので円満に退職できるよう行ってください。
(ずるずる先延ばしにされたくない場合は、退職届・会社側の書類があれば早期に記入し、提出しましょう。退職願はお勧めしません。はっきりとした意思表明は退職届になります。
労働基準法上は退職届を出してから実際の退職まで2週間ですが、就業規則等で期間が定められ、妥当だと判断できる場合は合わせた方が、お互いのしこりは残らないでしょう。弊社では、退職に関してもお話をお聞きいたします。まずは本当に辞めたいのか・何故辞めたいのかを整理し、先を見据えて感情的にならず考えましょう。感情的に考えると、今後も上手くいかないケースが多いです。)