お問い合わせ

【第21回:給与の基礎知識①】税金編

仕事をするとそれの対価として給与が貰えます。しかし、それは全て貰えるわけではありません。日本に籍を置いている限り納税の義務があり、それらを支払わなければなりません。一般的に給料は税金が天引きされて給料日に支給されます。税金には住民税、所得税といった「直接税」と消費税やたばこ税などモノやサービスにかかる「間接税」があります。

私たちの天引きは「源泉徴収」という方法で天引きされています。この源泉徴収というのは予め予想される税金を差し引いて納める方法のことです。年末に1年の収入が確定した時点で再計算し、源泉徴収されていた金額とを清算し納税が終了します。源泉徴収で多く支払っていた分は差額の金額が返金される仕組みとなっています。

これは介護職でもその他の職種の人でも同じで差はありません。日本は所得の多さで所得税率が大きくなる「累進課税」制度を取っているので職種による税金の差も均等になっています。給与を貰う際には給与明細書で自分がどれくらいの税金を納めているかを把握しておくと良いでしょう。