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【第30回:介護のお仕事②】介護職種の種類

介護の職種と言われると一番先に思いつくのはもちろん介護士だと思います。しかし現場は介護士だけでは成り立ちません。ここでは介護の職種について簡単にお話しします。

まず介護の現場で高齢者をお世話するメインの職種といえば”介護士”です。介護福祉士や初任者研修などの資格を持った介護士がお世話をしています。そして介護が必要な高齢者で介護保険を利用する人のケアプランを作成するのが”ケアマネージャー”です。ケアマネージャーはその人に合った介護プランを作成し、家族や介護現場の職員と連携を取り、円滑に介護を受けられるようにする職種です。誰でも出来るわけではなく、最低でも5年の現場経験が必要となり、試験を受ける必要があります。

さらにこのケアマネージャーから来たケアプランを現場で円滑に進められるよう調整したり管理したりする職種が”サービス提供責任者”です。こちらも誰でもなれるわけではなく、介護福祉士や介護福祉士実務者研修取得者が登録できるようになっています。

このように介護の世界には様々な職種が働いて円滑に進めています。しかし、どの職種でも皆さんが介護を想う気持ちは同じでチームケアとして進めていくのです。まずは介護士として現場を知り、そして学び、次のステップに進むという流れが一般的な形になっています。